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引き戸の下の削り方 

引き戸の下を削ることで、建具を傾け、柱に添わせることができます。
柱が曲がっている場合は、それに合わせて戸の側面も削ります。

引き戸の下の削り方は大きく2種類あるようです。

引き戸の下端の削り方の種類

A.下端がふくらむように削る

B.下端が凹む削る

Aのほうが、早くて価格を抑えられます。柱に向けて戸を引っ張ると、柱に沿った角度で止まるからです。でも、締めるたびにぎゅってしないといけない。動き始めもすこしぐらつきを感じる。

Bのほうは、難易度が上がりますが、きっちり角度が決まり、ぴしゃっと閉まる心地よさがあります。

藤田建具店では凹ませる方法を採用

なので、藤田建具店ではB、凹ませる方法を採用しています。

凹ませる量はおよそ1mm~1.5mm。
できるだけぴしゃっと閉まる。

完璧をもとめると単価が上がってしまうので、
戸と柱の隙間0.5mmは仕方ないとさせてもらっています。

建具の動きが悪いと感じる場所がありますか?
ぜひお気軽にご相談ください!
藤田