Blog ブログ

特殊な鉋をバラして調整する作業も行います。

加工精度が低いなと感じたときは、道具の部品1つ1つの精度を見直します。

一つの鉋にたくさんパーツが有る場合。この道具かっこいいな~!

部品ひとつひとつの直角を整えたり、平面を出したり、あえて凹ませたり。

「こうなっているべき」という教科書は無いので、考えながら。
「ここが、こうなってるほうが、書こう精度が上がるんじゃないかな」と考えて進めていきます。

買った状態では物足りないし、時間が立つと木が収縮して悪くなる場合もある。
よく擦るパーツは、木同士でも削れて凹むから、やはり直す必要が出ます。

そして削れるのがこの形。かっこいい~。建具の雰囲気がかっこよくなります。

未だに完璧に直せるわけじゃなくて、くやしいところもありますが、
かなり良くなって、気持ちよく加工できて、仕上がりもぴっちりすっきりしました。

でももう一段良くなりうるけど、どう解決したらいいかほんとにわからないところもある。
まだまだこれからです。興味が尽きません。